日本画の道具に感心してしまう。
脇役の道具にまで職人の技や丁寧さが満ちている。使い終えてすぐ捨てない。

その様にして繰り返す実験と共に積み重なっていった作品のカケラ達。
縁あってわたしの手元に届いたものたちを、余すことなく使い切りたい。循環させたい。

「使う侘び寂び」「見にまとう侘び寂び」「いろいろ」。
それらを「さび花」と名付けます。

“さび”とは何だろう。
きっと、目に見える錆(さび)だけではない。
寂(さび)とは無常感や儚さに、愛や美を重ねる日本の心。
サビとは音や詩の最も大切な旋律たち。
そして“花”はきっと、具体的な名前や顔があるのではなく、無いところから立ち昇ってくる言葉にできないもの。

さび花たちが、あなたの歴史と共に在ります様に。

障子

昼は明かりを透かして。木々や鳥たちの影と戯れて。
夜は灯りを映して。闇に守られて炎とわたしの静かな対話。

台座

鉄に負けぬ佇まい。木製パネルなので非常に軽量。どこでも持ち運べます。キャンドル、お香、飾りの台として。撮影の背景にも良し。使っていくうちに素敵なシミや綻びができたら、改めて壁に飾るも良し。

焼箔しおり

色んな絵肌ができたら栞にしてしまおう。積み重なって落ち葉みたい。欠けても色が変わっても一つも同じものはない。みな愛しきカケラ達。

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